雅希の徒然日記? 眠いー
日々の事柄や、ゲームでの徒然を語ったり語らなかったり。(マテ
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眠いー
2009-07-16 Thu 04:44


今日は久々にオデンでケミを頑張ってみた(’-’*

霞慧さんで1hちょい、ゆきで1hちょいの計2hちょいくらいしたかな?


霞慧さんの時にV盾出たから、今回は落札してみた ’’)b
相場が8~9Mなんだけど7.2で落とせたのはラッキーだった *ノノ)v


綾香さんは@14%
頑張れる時に頑張らねば……クリエっ子の姿を拝見したいし *ノノ)



さてはて、今回の謎SSは何故かロィェド子です。しかも嘘っぱち未来編。
何でって…?
それは私も知りたい(’□’;






それは不確定な感情だった――。



自分とは違う黒い髪に落ち着いた藍色が似合っていて、書類の端からちらちらと視線を向けていた。
いつも会えば喧嘩を売って、買って。
どう考えても仲が良いとは傍目には思えなかっただろうけど。

それでも、ふとした瞬間に見える表情がとても鮮烈で。
偶に見せてくれる笑顔に、体温は勝手に頬へと集まり。

確かにあの時、自分は彼に惹かれていた。


けれど――。


全てが終わったあの日。
俺とアルは元の姿に戻り、何もかもが優しい世界へと戻ったその日。
全てを俺は終わらせた。

国家錬金術師の資格も国へと返し、俺はただのんびりと片田舎のリゼンブールでの生活を選んだ。
そこは相変わらずのんびりとしていて、いつもどんな状況でも俺を受け入れてくれた場所。
元々家の有った場所に、新しく家を立てて。俺は静かな暮らしに身をゆだねた。

窓の外から見える穏やかな風景を横目に、テーブルの上にはシンプルな紙切れが1枚。

それは俺も良く知っている人物からで、けど。今じゃもっとも遠い位置にいるヤツ。
最近ようやく少しは飲めるようになった牛乳を飲み干して、俺は紙切れを指でつまんだ。

「――拝啓、エルリック殿」

文頭を口に出して読み上げる。
今この家にはアルはいない。ウィンリーと共にピナコの手伝いをしている筈だから。
だからこそ、この手紙を出す事ができる……読むことが、できる。


拝啓、エルリック殿。

この度は無事念願を達成できた事を心から喜び申上げる。
さて今回の手紙だが、そういった堅苦しい事ではなく……ちょっとした報告をしようと思って出してみた。
知っていての通り、今回の騒動で私も位が一気に上がり、私も無事野望が叶ったようだ。
だが、それだけではやはり迫がないという事で伴侶を決める事となった次第だ。
式はまだ未定だが、婚約はしたいと思っている。
君も多いに喜び祝福したまえ!

――それでは、また会える日まで。


記名のないその手紙には、いつかは覚悟していた内容。
わかってはいたがそれでも聞きたくなかった内容に、俺の平坦な胸は軋みを上げた。

アイツは軍人で、俺は一般民。
国家錬金術の資格を返上すれば、一切交わる事のない道の2人なんだ。
それなのに…頭では分かっている筈なのに。

ぽたり。

堪えても、食いしばっても、涙が溢れて嗚咽が漏れる。
白い便箋は涙でインクがぼやけ、強く握ったせいでクシャリと皺を作る。

思い返すはただただ終われるように多忙だったあの日の頃で。
お互い顔を見れば喧嘩をしていた、とても満ち溢れていた頃。
困ったヤツだと言って笑う、あの自信に溢れた笑顔が癪だった。
いつも頭に手を置く、余裕綽綽のその行動に苛立った。
何もかも言えないまま、背を向けた自分が……とても、悔しかった。

アイツは知らない。
本当の俺を。

本当は、エドワード・エルリックという『少年』なんて存在していなかったという事を。
二重に渡る書類の不備。
1つは訂正したが、1つはあえて黙っておいた。
別に訂正しなくても構わないと、その時は思っていたから。

暫く泣いた後。零れる涙を袖で拭い、ようやく俺は決心する。
全てを忘れ、全てを受け入れ、アイツを諦めようと……。


――ガチャリ。


下で扉の開閉する音がした。
アルが戻ってきたのか、はたまたウィンリーが顔を見せに来たのか。
何の疑問も持たずに階下へと降りて行った俺が見たのは――

「迎えに来たぞ、鋼の」

相変わらずのプレイボーイな顔立ちに、苛立ちが募る程余裕を見せた表情。
ここにいる筈のないアイツの顔を見た俺がただただアイツの姿を凝視していたら、ヤツは困ったように微笑んだ。
……あぁ、やっぱりコイツの笑顔に目を奪われる。
諦めようとした思いが、むくむくと目を出して。慌てて俺は目を逸らす。

「今を輝く大統領サマが、何か用かよ」

どうしても、本音が言えない。
顔も見れない。
だけど……こうやって、会話をすることがとてつもなく嬉しい。
そんな俺の思いを知ってか知らずかこの男。
手に持っていた一輪の花を俺に向けてこう言った。

「手紙を見ただろう?」
「あぁ……」
「だから、君を迎えに来た」

短い受け答えの後、アイツは事もあろうにキッパリとそう言った。
何かを口にしたくても口に出すことは出来ず、ただただパクパクとさせて喘いでいた俺に向かって、アイツはいつもの人を食った顔をして俺に近づく。

「エドワード・エルリックという少年は存在しない」
「……」
「だが、少女なら存在していた」
「……」
「そして、君は私が好きだろう?」

何も言えないことを良い事に、アイツは好き勝手な事を言ってくる。
花を片手に1歩、また1歩と近寄るアイツを、俺はただただ呆然と見遣る事しかできずにいて。
思考が追いついた頃には俺の身体はアイツの腕の中にあった。

「――いつから」

腕の中で、くぐもった声は震えていて。
いつもの俺らしくねーなって、ほんの少し心の中で苦笑した。
抱き寄せた腕は軍人らしく程よい筋肉がついていて、少し硬くて痛かったけど。それ以上に暖かかったから、抜け出すことができなかった。
抵抗しない俺にアイツは「どのことだ?」と、首を傾げ。
俺の身体を、心を、閉じ込めたままもう1度聞き返した。

「それは、性別の事か?それとも君の気持ちの事か?」
「自惚れんじゃねーよ、この雨の日無能が」
「ははは…っ、それでこそ鋼の、いや……エドワードだ」

楽しそうに声を上げて笑い、ヤツは俺の耳元に顔を寄せた。
まるで内緒話を楽しむかのようなその行動に、俺は起こり続ける事を維持できず。結局はアイツの思うがままで。

「知っていたよ、最初から全部全てを」

それが、アイツの揺ぎ無い言葉で。
俺は結局全てを諦める事も無く手に入れてしまったのだ。
生身の身体も、コイツの隣も。


「愛しているよ、エドワード。
 だから、私と共に隣で歩いてくれるね?」
「俺の右手は高いぜ?」


初めから、気付いていたのだ。
声を聞きたくなるのも、姿を目で追うのも、全てが答えに繋がっていたのだから。

それは紛れも無く恋だったから――。
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