雅希の徒然日記? ブルー・ブルー
日々の事柄や、ゲームでの徒然を語ったり語らなかったり。(マテ
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ブルー・ブルー
2006-04-27 Thu 17:10



なんとなく投げやりな気分な雅希です、コンニチハ。

最近何をしてもつまらなく感じ、ついつい昔の物を漁っていたり。


そんな時、腐女子のバイブル昔の収集品を見つけ読みふけってみたり。



けど、その作品達も作者もジャンルもバラバラで。
あぁ……今も昔も変わらず雑種好きなんだと今更ながらに感じたり。


まぁ、個人本なんてそう沢山集めれるほどお金かける余裕が無かったっと言い訳しておくか……(ダレニ


通販だと1冊送料込みで1200円 くらいが妥当だったしねぇ
昔の自分……面倒なことなのによくやってたと思うよ……今だと絶対しないだろうけど(汗










太陽が沈む、黄昏時。

子供達は親に、兄弟に手を引かれ……各の家へと帰っていく。
小さな子達は背も向けず、ただ笑い去っていく。


残された物など気づかずに――






小さな小さな公園に、彼女はぽつりと立っていた。
少し日に焼けた黒髪・黒瞳の少女を気に留める者などいない。
皆、笑いながら家へと帰っていっている。


夕焼けを浴びながら彼女は公園を見渡した。
昼間は元気盛りな子供達で賑わっていただろうその場所に、今は寂しく遊具達が影を長くし佇んでいる。

しばらく公園を見渡していた彼女が目に留めたのは、1つの人形。
誰かが忘れて行ったのか、捨てて行ったのか……ぽつりと横たわっていた。


彼女は小さく首を傾げ、その人形を見つめている。
小さな子供達が好きそうな柔らかい素材の人形-オモチャ-

当たり前のことだが、その人形にある瞳には何の色も感情も無く、ただ夕日を浴び、無機質な瞳が光を反射させている。



ザッザッ



少女は人形の傍まで歩むと、ぽてんと地面に寝ころんだ。
人形から視線をずらし、沈む直前の太陽を見ている。




「あなたは、何を待ってるの?」



ポツリと呟く少女。
けど、心も言葉も持たない人形が少女の問いに答えられるわけもなく
少女も人形からの答えを望んではいなかった。




夕焼けに照らされて、影が長くなった遊具たち。

――自分はここだよ。
  ここに、あるんだよ――


まるでそう言いたいかのように影をのばし己を主張しているが……
それでもオレンジ色に染まったそれらはとても儚く、見向きもされない。




太陽がゆっくりと沈んでいき、代わりに暗闇を灯す月が淡く光り出す。
少女の影も、遊具たちの影も闇へと飲まれていき……静寂だけがその場を支配していた。


少女は未だに寝ころんだまま、太陽の代わりに月を見ている。
隣には未だ持ち主の現れない人形が1つ。



「ねぇ……
 あんたは、捨てられたの?忘れられたの?
 それとも……主人を待つのに疲れてしまったの?」



再度呟く少女にも人形は応えれず、ただ地に横たわってるのみ。
そんな人形に少女は小さく鼻で笑い、答えなんて期待してないけどね――と呟くだけ。






暫くは静寂の名を借りた無言状態が続いた。
相変わらず周りは静かで、月だけが淡く闇夜を照らす――



いつの間にか、無言だった少女の口からは小さな寝息。
すぅすぅと、規則正しいその息遣いに合わせ、どこからともなくザッザッと足音が1つ。





「こちらに、おられましたか……マスター」





眠っている少女の隣には、1人の青年。
闇に混ざり、姿・形は朧気にしか確認できないが中肉・中背といった所だろう。
優しく少女の頭を撫でると、彼女が起きないように抱きかかえた。

「ん……」

小さな吐息が漏れるが、目を覚ました気配はない。
その事に青年は小さく安堵の息を吐くと、彼女の傍にあった1つの人形を見た。


「これに、呼ばれたのですね」


1つ納得すると、少女を抱きかかえた青年は、そのまま人形には見向きもせず背を向けた。
小さな小さな公園で、ポツリと置いていかれた人形に
青年は背を向けたまま呟いた。



「待ってるだけでは、意味がないのですよ。
 捨てられたのなら……忘れられたのなら……自分で主人-マスター-を探し出さないと」



それは人形に言った言葉か、自分に言った言葉か……
青年は静かに眠る少女の顔を見つめて小さく笑う。

「私は待っているだけの人形ではないのですよ」

耳元で小さくそう呟くと、気のせいか……少女が笑った気がした。
そんな主人の姿に満足したのか、青年は足取りも軽く闇へと帰る……
もちろん、腕の中には主人を伴い。




「それにしても、仮にも悪魔でありながら――
 たかだか人形に情を移すとは……相変わらずな変わり者ですね」



クスクス笑いながら、青年は少女に呟く。
変わり者な悪魔と言われる主人は好奇心が旺盛で
人に限らず様々な物に興味を持つ。

勿論、人の命を奪うし、絶望に追いやったりもする。
だが……それだけではないのだ。
気まぐれに、気ままに人を助け、物を助け……青年を助けた。



青年は小さく笑う。
自分は彼女の人形-オモチャ-でしかない。
だが……命ある人形である限り、彼女の傍に居続けるのだ……と。









意味もなく、頭の中には複数のギップル達が叫んでおります(byグルグル
正直現在の思考回路から行きますと、くーらい話がわんさか、わんさか…… orz
ちなみにこの話にでてきた人形は、結局誰の手に取られることもなく公園でひっそりと転がってます。
子供は無邪気で残酷に、綺麗で可愛い物を求め、古く、汚れた物を嫌います。
それは無意識のうちに親の「汚しちゃダメ」って言葉があるのでしょう。
(でも、泥遊びは好きそうだ……by矛盾)

悪魔な少女に玩具な青年は、性別を逆にしたら……酷く危なくなりそうだと思ったので却下。
人形を見つめる少年……ってあんまりいなさそうだ(汗







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この記事のコメント
何やってもつまんないか~。。
新しい趣味でも探してみては?

今回の作品はオリジナル。。だよね?
こういう感じの雰囲気というか世界観は好きですよ☆
2006-04-27 Thu 19:35 | URL | しらうめ #P2pBCXoE[ 内容変更] | top↑
なかなかに忙しくINできない日々。。。ごめんねぇ。
もう少しお待ちくださいな~><
2006-04-29 Sat 03:00 | URL | GOD #SFo5/nok[ 内容変更] | top↑
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