雅希の徒然日記? 涼しくなってきた・・・よ、ね?
日々の事柄や、ゲームでの徒然を語ったり語らなかったり。(マテ
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涼しくなってきた・・・よ、ね?
2006-09-05 Tue 03:00



ようやく体調も(少しだけど)落ち着いてきた今日この頃。

優希さんも82歳となり育成をのんびりまろやかにしている時。


リアルじゃ面倒な事が沢山あって、消し去りたいけど。。。


まぁ、とりあえずは生きてます(ヲイ










小さな小さなこの国で、戦争があったのはちょっと前。
その時は私は生まれて無く
お母さんがバリバリの現役だった頃の話。


私が生まれるちょっと前に戦争は終わって。


小さな小さなこの国は、疲れて果ててしまったのだとか――







街の中心部から少し外れた、庭のある小さな家。
そこが、彼女が生まれた世界。

パタパタと慌ただしい足音を響かせて、今日も彼女は楽しく笑う。
両手いっぱいに摘んだ花を持って
屋敷の奥の小さな部屋へと運んで行く。

「見てみて!
 今日は黄色のお花が咲いてたの!
 昨日は未だ蕾みだったのに……今日は綺麗に咲いてたの」

部屋の住人に捲し立てるようにそう言うと、彼女はにっこり笑って花を渡した。
部屋の住人は、少女より5,6歳上の少年。
体が弱いのか、線の細い少年は差し出された花をしげしげと見つめて微笑んだ。

「リシドの花だね……
 普通の花より少し大きいな……ここの土地と相性が良いんだろうね」
「あいしょー?」
「花と、庭がとっても仲良しって事だよ」

部屋から聞こえてくる穏やかな会話。
端から見れば仲の良い兄妹のようにも見えて、微笑ましい。
その様子についつい苦笑しつつも、彼女の両親は優しく語る

「ウィッシュ、そんなにシーラ様の邪魔をしてはいけないよ」
「ウィッシュと違ってシーラ様は疲れやすいのだから
 シーラ様も……ウィッシュを甘やかしすぎないでくださいな」

クスクスと笑いながら、父親が少女を抱き上げて
母親が優しく髪を梳かしながら小言を漏らす。


「大丈夫ですよ、僕の方がウィッシュから元気を貰っている方なのですから」


穏やかに笑う、シーラと呼ばれた少年。
彼は数年前迄続いていた戦争により体を壊してしまい
今、ウィッシュの両親の元で療養治療をしている途中なのだった。

兄のように慕うシーラと遊べないと悟ったウィッシュは、小さく頬を膨らませて己を抱き上げている父親を見た。

彼女の父親は薬学に
彼女の母親は治療術に秀でており。
小さな小さな国だけに、知らぬ者はいないと言われている腕前なのだ。


そんな彼らに預けられたのがシーラ。


幼いながらに戦争と戦ったその小さな命を彼女の両親はとても慈しみ
国王と交渉してこの地で預かることになったのだ。

本来なら小さな国に似つかわしくない大きなお城に住むべきシーラ。
彼は、この国の第3の子。

戦争の折に、彼の兄は亡くなってしまったが。
幸か不幸か、彼には未だ10上の姉が居て
継承権の騒動に巻き込まれないようにとの配慮も含まれていたとかいないとか。

シーラと、彼の姉との姉弟仲は悪くはなく。
寧ろ仲が良い程であったのだが
周りは容赦なく巻き込むだろうと予測した国王が。

彼の様態にいち早く気づいたウィッシュの両親に預けることを了承したのだ。


だから、本来は共に行動することが無い2人。


しかし、物心が付いた頃には既に互いに傍にいた2人は
本当の兄妹の様に仲が良く。
それはそれで、彼女の両親の頭痛の種に為りそうなのだったが……



ウィッシュが、父親に連れられてから数十分後。
周りを警戒しつつ彼女が戻ってきた。



思わずクスリと漏れる笑いに、ウィッシュは面白く無さそうな顔をシーラへと向ける。
「せっかく逃げてきたのに……シーラ酷いっ!」
子供ではありがちの意味のない癇癪に、シーラはやはり笑いながら「ごめん」と謝った。

暫くして機嫌の直ったウィッシュが、今朝持ってきた黄色の花――リシドの花が綺麗に飾られてるのを見つけた。
リシドの花をじっと見ているウィッシュに、シーラは近づき小さな存在に訪ねた。

「ウィッシュは、リシドの花言葉を知ってる……?」

シーラの問いに、彼女は小さく首を横に振り「知らない」と素直に答えた。
そんな彼女にシーラは優しく頭を撫でるとリシドの花とその背後の窓を見つめて小さく囁いた。

「リシドの花言葉は――永遠の、望み」

シーラの言葉を反芻させていたウィッシュに、彼は花瓶から1輪リシドの花を抜き出すと
両手で優しく抱きかかえた。

「リシドの花は、この国のようでもあるんだよ」

シーラの言葉に、ウィッシュは首を傾げて言葉の続きを待った。

「国は、常に望みを抱いて動いている。
 そして望みが叶えば叶うほど国は肥大していき……」
「戦争が起こったの?」

ウィッシュの呟きに、彼は悲しそうに肯定した。

「この花はある意味、戦争も示唆しているんだよ」

永遠に……貪欲なる願いをかけて戦う戦争。
その願いは仲間のため、国のため、自分のため……生き残るため

それらを背にリシドは輝くのだ。


「シーラは……リシドの花が嫌い?」

恐る恐る訪ねる彼女に、シーラは小さく首を振った。
そして手に持っていたリシドを花瓶へ戻すと、その手でウィッシュの手を握る。

「僕はウィッシュが大好きだからね。
 ウィッシュの名前の語源は「望み」
 つまり、リシドもウィッシュも、望まれてここにいるって事」
「私もシーラを望んでるよ?
 お父さんもお母さんも……庭の花たちも、みーんなシーラが大好きだよ?」

幼いながらに直球を投げるウィッシュに、シーラは少し面食らった表情をしたが
急に手を握ったまま、声を震わせて笑い出した。



「知ってたかい?
 永遠なる望みを抱いた果ての戦争で、
 小さな国はとてもとても疲弊してしまったけれども。
 それでも、皆……望みを抱いて生きて居るんだ」


人は何かを望まなければ生きていけない。
望むことが人生の糧なのだから……


そして人はリシドを育てる。
己の望みを思うため。
永遠に、何かを望み続ける為に――






ナンデだろ……
想像してたのと違う話が出来ちゃったy(マテ

ホントは、シーラは年老いたご隠居国王のつもりでした……
ナンデワカクナルカナ……

まぁ、リシドの見た目はゴツイかもしれないけど
なぜか極楽鳥花……花好きの人、ゴメンナサイ。。。

でも、私も好きなのよ……極楽鳥花 orz


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